延べ竿で初めて釣れた鮎を塩焼きに

7月中旬、なんとコロナ感染してしまい、10日間ほど自主隔離。
初めてのコロナ感染。
結構きつかったです。
体力も回復してきたので、そろそろ出撃したい。

8月2日。
台風9号が接近しており、心配をしていたのですが関西への影響は少なそうで、木津川へアユイングにいってきました。

今回は、必ず一匹釣りたいと思い、準備もしっかり行いレンタカーも予約。
いつもは、釣れないと飽きてしまい、早々に引き上げるのですが、長期戦も覚悟で行ってきました。

目次

タックル

仕掛け

今回の仕掛けは、少し強度アップしてみました。

仕掛け

・天上糸・・・PE 0.8号(グリーン)
・水中糸・・・フロロ1.5号(6lb)
※ 結び方は、FGノット。

水中糸とルアーは、スナップで接続。

強度アップの理由ですが、ルアーのロスト防止です。
私たちは鮎タビ等のシューズを履いて川に入りますが、近くでは子供たちが裸足で泳いだりボート遊びをしています。もしもロストしたルアーを、裸足で踏んでしまったらどうなるか?考えただけでもぞっとします。
幸い、まだロストはしていませんが、川底の何かにルアーが引っ掛ったとしても、確実に回収していきたいですね。

新戦力のルアー

DAIWA AYUNGジョイント 110S-LI(シンキング)

木津川HPの釣果情報を見ると、尾びれが動くジョイントタイプの実績が多かったので。

それと、おもり。
後ほど触れますが、流れのある河川でのレンジキープの為。

木津川へ出撃

9時少し前、近鉄奈良駅前にあるレンタカー店へ到着。
支払いを済ませ、道具を車に積み込み、さあ出発だ。

行先は笠置キャンプ場
ここは、駐車場も広く、トイレもあり便利。
それと、デイキャンプでバーベキューをしている人を見るだけで、なんとなく夏の休日感があって気に入ってます。

途中のローソンで、飲み物と昼食の「助六寿司」を購入。
これ大好物。

キャンプ場到着。

身支度し、そっと川の中へ。

浅い場所に足を踏み込んだだけで、小魚が散っていきます。
そっと進んで、まずは手前から実釣開始。

釣り開始

DUO 流鮎 110F

まずは、一番気に入っているルアー(DUO 流鮎)から始めます。
水中での動きが、本物の鮎にそっくり。

あちこちで小魚が跳ねているのですが、なんだろう?
鮎?
いずれにしても、石のある川底を鮎が泳ぐイメージで、手前からそっと泳がせていきます。

リップのあるルアーは、流れの中でアクションしてくれていれば、手元にブルブル感が伝わってきます。
しかし、そのブルブル感が伝わってこないことがしばしば発生。

根掛かりか?

海でリールを使って巻いていくのであれば、ロッドでアクションを入れたり、リールを巻くスピードを変えたりして、ブルブル感を感じながらルアーの動きをコントロールできます。
根掛かりしたらすぐに気が付く。

しかし、川の場合はそうはいかない。
ルアーの動きは、川の流れ任せ。
制止させたルアーに、川の流れがぶつかりルアーにアクションを与える。
竿を動かさなければ、根掛かりもわからない。

ルアーのコントロールも、リールとは勝手が違う。

フローティングミノーの場合、流れがなければルアーは浮き、リップに水圧(川の流れ)が当たることで、ルアーが潜る仕組み。
しかし川の流れは、まちまち。
同じ流れの中でも、少し場所が変わっただけで流れの速さが変わり、ルアーのアクションも変わってくる。
ここが、川でルアーを使う難しさだと感じてきました。

幸い、偏光グラスをつけているので、近場であれば川の中のルアーの動きも確認できます。
しばらくは、ルアーの動きが確認できる距離で、いろいろと試してみました。

大きめの石の下流にそっとルアーを移動します。
川底の少し上を泳がせ、水中糸に付けた目印の位置や角度を確認。
なかなか川底をキープできず、ルアーが浮き気味になってしまうので、新兵器のシンカー(1.5g)を装着してみます。
すると、ルアーの動き(ブルブル感)は感じづらくなりましたが、川底へのキープはしやすくなりました。

水中でルアーが動き、時折キラッっと光る感じは、鮎そっくり。
なんだか釣れそうな予感が高まってきます。

DAIWA AYUNGジョイント 110S-LI


次に試したのが、新戦力AYUNGジョイント 110S-LI(シンキング)
こちらはシンキングなので、川底への誘導は楽ですが、リップがついていないのでブルブル感がなく、ルアーの動きが手元でわかりづらい。
時々川底で石に挟まっているのが気が付かないこともあるので、少しづつ竿を動かしながらコントロールした方が、川の中のルアーの動きが感じ取れます。
このルアーも、レンジキープさせるおもりを活用しながら、流れや深さに適応していく必要がありそうですが、いずれにしても、もっと慣れないと。

しかし、工夫のポイントが少しわかってきただけでも、楽しい。
川の中に立ったまま、あっという間に時間が過ぎていきます。

DUO 流鮎でヒット

その後、最初のルアー(DUO 流鮎)に戻して、
大きめの石の上流側と下流側を移動させたりしながら、鮎の潜んでいそうな場所を探っていきます。

リップの抵抗を感じながら、気持ちよくルアーを泳がせます。
少し下流の浅瀬でしばらくブルブルを感じながら流していたその時、

ガツン!

同時に一気に竿に重さを感じ、ルアーのブルブル感とは違った生命反応。

キター!

竿を持った右手で、そっと引き寄せながら、左手でタモを取り出します。
川の流れの中で魚を引き寄せるのは、海の中のそれとはまったく違った感触。
近寄せても竿が長く、上手くタモに入らない。
しばし格闘の末、無事キャッチ。

素人丸出しのこの動き。
どう見ても鮎釣り師の所作でない。

延べ竿で初めての鮎。
年甲斐もなく気が動転してしまったようです。

写真を撮り、いったん落ち着こう。

友舟に鮎を入れ、川に浮かべますが、初めて使うのでこれで正しいのかどうかもわからない。

落ち着きを取り戻し、周りをみると誰もいません。

よかった・・・。

もっと経験を積んで、鮎釣り師の所作を身に着けたいものです。

その後、しばらく粘りますが、一匹釣れた安心感もあり集中の糸が切れてしまったようです。
それに午後の1時を回り、腹も減ってきた。
お昼休みにしましょう。

結局、この日はこれで終了。

鮎の塩焼き

帰宅しサイズを測ってみると、17cm。
これでもかなりの引きがあり、20cmは超えていたと思ったのですが。

木津川漁港のHP掲載の釣果情報を見ると、20cmクラスも釣れているようです。

そんなのを釣ってみたい。

フライパンで焼いたので失敗。
でも、美味しくいただきました。

ヒットルアー:DUO 流鮎 110F

小さいが念願の鮎の塩焼き、美味かった。
今度はもう少し大きなやつを食べたい。

木津川サイコー!

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この記事を書いた人

梅雨も明け、暑い夏がやってきました。
みなさん、いかがお過ごしですか?
私は、この暑い夏が大好きです。

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