夜、ベッドに入り目を閉じると、浮かんでくるのは清流の風景。
そして竿を持った手元に、ガツンと言うアタリ。
先日の初めて延べ竿で鮎を釣った時の感覚が忘れられない。
やはり行くしかない。
ということで、ちょうど1週間後の8月9日、出撃してきました。
今回も気になるのは天気。
電車での釣行も考えましたが、突然雨に降られると逃げ場所がない。
今回も、近鉄奈良駅前でレンタカーを借りることにしました。
移動は電車とレンタカー
車の無い私は、釣りに行くときは荷物をキャリカートに積んでいきます。
クーラーBOXとウエダーや鮎タビなど濡れ物を入れるバックを載せ、仕掛け着替えなどは、バックパックで背中に背負います。

これでどこへでも行けるのですが、駅から歩けても30分まで。
それを超えるとキツイ。
少々費用は掛かりますが、こんな時はレンタカーが便利です。
近鉄奈良駅にには、7時27分到着。
近くのマクドナルドで軽く朝食を取り、8時にオリックスレンタカーヘ。
最近、ここを利用することが多いです。
荷物を積み込み出発。
今日の行先は、恋路橋方面。
途中のローソンで、水と食料を調達。
お昼は前回同様の「助六寿司」
釣り開始
釣れたのは・・・。
初めに入ったのは、恋路橋下流の浅瀬。
先行者1名。
軽く挨拶をして、少し距離をとり実釣開始。
先発ルアーは、実績のあるDUO 流鮎 110F
しかし、なんだかしっくりこない。
ルアーのブルブルが伝わらない。
このチャラ瀬には合わないか?
次に試したのは、
ダイワ 94SP-LASER IMPACT LI縄張りアユ
こっちの方があっている感じ。
しばらく泳がせていると、
モゾモゾ?
何かかかったか?

何だこれは?
鮎ではない。
かわいそうに、ルアーの近くを泳いでいて引っ掛かってしまったか?
そっとリリース。
その後、同じ奴が3回。
どうやら、あなたたちの住処だったのね。

地元のおじさんからの貴重な情報
その後、昼食でいったん車へ戻り、前回実績のあった笠置キャンプ場へ行ってみました。
しかし、水位が下がっており、前回釣れたポイント付近は、石が出ている。
30分ほどやってみましたが、気配なし。
また恋路橋に戻ってきました。

さて、どこへ入ろうか?
トコトコと橋を渡っていると、車に乗った地元らしき方から声をかけられました。
しばらく立ち話。
近所にお住いの方で、25年程この辺りで鮎釣りをしているとのことで、鮎のいる場所、いない場所をいろいろ教えていただきました。
とっても参考になりました。
そして、深場には25cmクラスのアユもいるらしく、仕掛けについての話も。
「お兄さんは、糸は何号を使ってるんや?」
「1.5号です」
「30cmの鮎でもねろうとるんか?」
(関西弁、間違っていたらすみません)
どうやら、1.5号のリーダー(水中糸)では、太すぎるようです。
その後、おじさんの言っていたあたりへ入ってみます。
確かに、いい感じ。
しかし、鮎の気配なし。
1時間くらい粘って、小雨が降ってきたので、ここで撤収。
今日は、鮎がいない。
きっと。
ルアーで深場を狙う為には
今回も、気をつけていたのはルアーの動きでした。
海でルアーを引くのであれば、自分でルアーの位置やアクションを変化させられます。
一方、川の場合は、ルアーの動きは川の流れまかせ。
ルアーをポイントに入れ、鮎が泳いでいるように安定させる為には、ルアーのタイプや重さを変えていく必要があります。
チャラ瀬でなく深瀬や掘れ込んだポイントで、ルアーを安定させたい。
地元のおじさんも言ってました。
深いとこに大きい鮎は居ると。
その為には、ルアーにシンカーをつけるしかない。
ルアーにシンカーをつけ、鮎の居そうな川底を流す。
この動きは、リールを使うより延べ竿の方が有利ですね。
でもこれが難しい。
ルアーの選択、シンカーの重さ、そしてルアーの動きを竿から伝わってくる振動で判断しなくてはならない。
なかなか奥が深い。
どんどんハマっていきそうです。
延べ竿での鮎ルアー。
・ライン :PE 0.8号
・リーダー:フロロ 6lb(1.5号)
・竿 :SIMANO TOMOAYU(トモアユ) 70