今年最後のアユイング 条件悪くても楽しい1日

台風が過ぎ去るたびに、少しずつ秋らしくなってきます。
9月9日水曜日、会社は年休を取り木津川へ行ってきました。
アユイングの時期としてはもう終盤。
きっとこれが今年最後になるでしょう。

先日、思い描いていた鮎ルアーを見つけ、どうしても試してみたくなりました。
水位も低く、条件は悪そうだったのですが・・・。

目次

延べ竿アユイングの仕掛け

前回、地元の人から「大きな鮎は、深場に居る」と教わり、流れのある深場を狙っていたのですが、どうしてもルアーが、深場で安定しない。
もともとが、フローティングのルアーなので、リップに水圧を受けることで潜っていくのですが、川の流れ(水圧)は一定ではないので、安定させるのがなかなか難しいのです。

シンカーをつけても良いのですが、ルアーの動きが制限されてしまいそうで、シンキングのルアーも買っては見ましたが、どうもしっくりこない。

しかし、ビビッとくるルアーを見つけてしまいました。

新戦力 DUO 疑鮎

ある日、特に目的はなかったのですが、釣具屋で鮎ルアーを眺めていた時、目についたのがこれ、

■DUO 疑鮎 GIAYU

ん~、きれいだ。

部屋に飾っておきたい。

・全長/120mm
・重量17.5g
・重心固定 フローティング

リップがなくてフローティング?
どうやって潜るんだ?

その場で検索して調べてみると、シンカーを付けて沈めるようです。

このルアーのコンセプトは、

親鮎の確保やおとり鮎が入れないような急流で使える友釣り用ルアー鮎

いいじゃないか!!

ケースの裏側には「必ず鮎釣り用のオモリを使用してください。」と記載もあります。

そうか!鮎の友釣りでも、シンカーを使うんだ。

こいつをリーダーに付けるだけ。

鮎の友釣りに近くなってきた。
これは面白そうだ。

DUOの商品紹介の動画では、「チャラ瀬などの緩い瀬が最も効果的」と説明あるが、シンカーの調整でどこでもできそう。

これは、期待できる。

ラインとリーダー

ラインは、PE0.8号を使っていますが、問題なし。
あまり細いと、扱いが難しくなるので、このくらいがちょうど良いと思います。

リーダーは、フロロの1.5号(6lb)。
鮎の友釣りでは、細い水中糸を使うようですが、これはおとり鮎の負担を減らす為なのでしょう。
しかし、鮎ルアーであれば、その必要はないのと、ロスト防止で少しでも太いものを使いたいと思ってます。

電車とレンタカーでの移動

電車での移動

車がないので、近鉄奈良駅までは電車で移動。

荷物をキャスターに積んで。

・6:30 最寄り駅出発
・7:15 鶴橋で近鉄に乗換
・7:47 近鉄奈良駅到着

電車に乗る時間は、1時間ちょい。
あっという間です。

途中の風景もきれいだし。

レンタカーでの移動

近鉄奈良駅前でレンタカーに荷物を詰め込み出発。

ここから40分くらいかな?
途中、コンビニで昼飯と水を購入。

毎回レンタカーで、費用も掛かりますが、やはり車は便利。
涼しい車の中で休憩もできるし、釣れない時の場所の移動がラクチン。

昨年、電車で笠置駅まで来たことがありましたが、1時間に1本なので、
隣の駅への移動も大変でした。

実釣開始

笠置キャンプ場

遊漁券を見せると、無料で車を駐車できます。
川はすぐ目の前。
はやる気持ちを抑えながら、支度をして出撃。

しかし、

水位が低い。

前々回に、鮎が釣れた場所は、石が出ている。

どこを釣ればいいんだ?

木津川漁協のHPでは、「15cm~30cmの渇水」とありましたが。
それと、写真ではわかりづらいですが、川底が茶色い気がします。
先日の台風の影響でしょうか?

なんか雰囲気ない。
キャンプ場の駐車場のすぐ前なので、便利で気に入っている場所なのですが。
30分くらいで場所を移動。

笠置白砂川

その前に、ここを偵察。
キャンプ場の横を流れる川で、木津川本流に対して、支流の小さな川です。
このところの悪条件でも実績はあるようです。

木津川本流の多くは、リールによるアユイングは禁止されていて、9/3からは、リール竿も解禁になるのですが、この白砂川は、9/3にならなくてもアユイングが許可されていて、鮎も濃いエリアです。
しかし、今日はリール竿は持ってきていません。

浅いけど、雰囲気よいです。
この日も橋の上から、小さいですが鮎らしきギラツキを見ることができました。

恋路橋

ここは、2024年にダイワさんと木津川漁協さんで主催している「木津川アユイング教室」の会場になった場所ですが、干上がったような感じになってます。

投網をしている人もいましたが、鮎の気配なさそう。

昨年の今頃は、こんな感じ。

水位だけでなく、川底の色も違う。

 

折角なので、ここで新戦力の疑鮎を試してみました。

ここは流れもあり、よさそう。

1号のシンカーをルアーの上、30cmくらい上に付け、実釣開始。

シンカーが沈む後から、ルアーも沈んでいくのが分かります。
ルアーの動きは、リップのあるルアーと違って、左右には動きませんが、まっすぐの姿勢から川の流れにより、フラフラと漂うように泳ぎ、時折キラッと光るのが、実際の鮎のようにも感じます。

いい感じ。

狙った石の前後や横を、鮎が泳いでいるように操作。

リップのついているルアーのブルブル感はありませんが、ルアーの動きは手元に伝わります。
慣れてくると針が川底に引っ掛かるのもわかり、その時はそっと竿を上げ、ルアーを川下に流してやると、簡単に外れてくれます。

このルアーを操っている時間が、なんとも楽しい。
時間が過ぎるのを忘れてしまいます。

しかし、どうも鮎の気配がない。

ルアーを替え、しばらく粘りますが・・・。
今日は鮎はいないのかな?

腹も減った。
昼飯にしよ。

台風で土砂が流れ込んだのか、やはり川底が少し茶色い。

和束川上流を調査

昼飯食べながら考えました。

釣り場のレパートリーを増やそう。
木津川漁協HPの釣果情報を見ると、和束川がよさそう。
(※和束川:わづかがわ、と読みます)
最近の情報では、20cmクラスもいるようです

車で30分くらい走っただろうか?
かなり上流まで来てしまいました。

まわりの景色は、途中からガラッと変わり、お茶畑。

どうやらここは、宇治茶の生産地のようです。

目的地周辺まできて、川を見てみました。
良い感じですが、ここまで来ると、渓流釣りの雰囲気です。

(写真撮るの忘れた)

この辺りは、リール竿か、渓流竿でないと入れそうにありません。
出直したいと思います。

少し時間も早いですが、今日はこれでおしまい。
帰ることにしましょう。

オリックスレンタカーに鹿の親子が

いつもの帰り道。
いつものガソリンスタンドで給油し、レンタカーを返却に戻ります。

到着し駐車場に入ると、

この鹿の親子は、時々この場所へ涼みにくるようです。

まったく人を怖がりません。

さすが、奈良。

 

これが今シーズン最後になるかな?
私は完全にアユイングにはまってしまったようです。

鮎の友釣りのハードルの高さは、一番は鮎の管理です。
やってみたいと思っても、簡単にはできません。
おとり鮎を買って、活かして移動するには、どうするの?
釣れなくて、おとりが弱ったらどうするの?
それでおしまい?

一方、延べ竿アユイングであれば、ロストしない限りルアーが泳いでくれる。
さらに、釣れた鮎をおとりにも使える。

これぞ、わらしべ長者作戦。

 
木津川漁協は、アユイングに力をいれているようで、ホームページにも細かく情報が掲載されています。

今シーズンは、少しスタートが遅れましたが、来シーズンは6/1の解禁とともに、来たいと思います。

さて、そろそろタチウオのシーズン。

海に戻ることにしましょうか。

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この記事を書いた人

少しずつ秋らしくなってきました。
これからは、釣るターゲットも増えてきます。
忙しくなってくるぞ!

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